過去の失敗












最近、アルバイトを始めたのだけれど、仕事が辛い。





もともと、過労が原因の鬱病で仕事を辞めている。一度、復職したが駄目だった。





いま働いている環境は、とても恵まれている。



けれど、職場にいるあいだは、頭のなかで、以前働いていたときの記憶が次々と浮かんでは消える。









そのほとんどが、失敗したこと、責められたこと、嫌な対応をされたときのこと、である。





それらのおかげで単純作業でも眠ることなく緊張状態が続いているのだけれど、明らかに過剰なストレスだ。





こうした過去の呪いにどうやって対処すればよいか、まだ分からない。



淡々と向き合いながら仕事をすればいいのか。



打ち消すような成功体験があればいいのか。



忘れるような集中力でもって取り組めばいいのか。





過去のそれらは消すことができない。



自分の不出来はよく知っている。これまでもずっと、自己嫌悪、劣等感をバネにして頑張ってきた。



できないことを知っているから、努力ができた。





でも、いま同じように向き合う体力がない。劣等感にそのまま委縮してしまう。









いま続けられているのは、仕事が圧倒的に楽だからだ。かなり甘えている。家のこともできていない。





それなのに、家出はくたくたになってベッドから離れられず、睡眠周期が不規則になる始末である。



情けなくて、ただただ嘆く。





いまの仕事なら、たぶんやり遂げることができる。



でも、それは現状でもできる仕事が見つかっただけで、現状を改善する事態にはなっていない。





本当は、良くなるように変えていかなければならない。この「鬱」という症状を。





「鬱である」という状態を簡単に治せるとは、思っていない。



とても時間がかかるもので、周りの人は本当にじれったく思い、いらいらしているかもしれない。









もう一度、バランスのとれた健康な生活を。切に願う。


























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